おなかにやさしいプロテイン

食事 / meal

はじめに

 潰瘍性大腸炎の患者にとって、少しでも腸に負担が少なく、美味しいプロテインを探している方がいるかと思います。この記事では、「たんぱくおとめ」についてご紹介します。


 「たんぱくおとめ」が腸にやさしい理由は、その成分表示から分かります。

・乳酸菌の配合
 乳酸菌は腸内環境を整える働きがあり、善玉菌を増やして腸の健康をサポートします。

・消化吸収に優しいタンパク質
 大豆たんぱくと乳清たんぱくを組み合わせて使用しています。大豆たんぱくは植物性で消化に優しく、乳清たんぱくは吸収が早いという特徴があります。この組み合わせにより、腸への負担を軽減しつつ効率的にタンパク質を摂取できます。

・低脂肪・低糖質
 1杯あたり約56kcalと低カロリーで、脂肪や糖質の含有量も抑えられています。過剰な脂肪や糖分は腸に負担をかける可能性がありますが、たんぱくおとめはその点でも腸にやさしいです。

・自然な原料使用
 人工的な甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースばど)を使用していません。また、自然の甘味料(羅漢果)や大豆やカカオなどの自然な原料を使用し、添加物を極力抑えています。これにより、腸への刺激が少なく、タンパク質や栄養素を摂取できます。

・豊富な栄養素
 ビタミン類や食物繊維なども含まれており、腸の健康に寄与する栄養素をバランスよく摂取できます。特に食物繊維は腸内環境を整えるのに重要な役割を果たします。

出典元:「たまちゃんショップ」https://tamachanshop.jp/online/201604/1322#lp_area

潰瘍性大腸炎とプロテイン

 プロテインは、体の回復や健康維持に不可欠な栄養素ですが、消化に負担がかかる可能性があり、必ずしも潰瘍性大腸炎の患者にとっては、一概に有益とは言えません。

 潰瘍性大腸炎は、長期間大腸に炎症が続く炎症性腸疾患の一つで、下痢、血便、腹痛などの症状が特徴的です。この病気の患者は、栄養摂取に注意を払う必要があります。

 病状が安定している場合は、厳しい食事制限は必要ありません。しかし、炎症が活動的な時期には、消化しやすい食事を心がける必要があります。

 その為、プロテインの摂取については、以下の点を考慮する必要があります:

•動物性プロテインは、植物性プロテインよりも消化しにくい場合があります。

•プロテインサプリメントは添加物を含むことがあり、症状を悪化させる可能性があります。

 したがって、プロテインの摂取については、個々の患者の状態に応じて、医師や栄養士と相談しながら決定することが重要です。

プロテインの種類

 プロテインには、その成分や効果により、大きく分けて3つに分類されます。

種類成分効果
ホエイ
プロテイン
牛乳低カロリーで吸収が早い
運動直後の補給に
オススメ
ソイ
プロテイン
大豆腹持ちが良く吸収がゆっくりな為
ダイエットにオススメ
カゼイン
プロテイン
牛乳
(不溶性)
吸収がゆっくりで体に長くとどまり
満腹感がある為、就寝前に飲みたい方にオススメ
出典元:「BEST SHARE」https://www.linkshare.ne.jp/bestshare/protein-osusume/#index_id1

 上記の中では、低カロリーで吸収が早いホエイプロテインが腸に負担が少なく、潰瘍性大腸炎患者にとっては、最適なプロテインであると言えそうです。しかしながら、ホエイプロテインは、乳製品由来であり、乳糖を含むことがあり、乳糖不耐症の人にとっては、これが消化不良や腹部不快感を引き起こす原因となりえる事も注意が必要です。

 「たんぱくおとめ」はホエイプロテインとソイプロテインを両方含んでおり、それぞれのプロテインの特性を活かし、腸への負担を軽減しつつ、バランスの取れた栄養補給が可能になります。

1日に必要なたんぱく質の摂取量は?

 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、1日に必要なたんぱく質の量(推奨量)は、年齢や性別によって異なり、18~64歳の男性で65g、65歳以上の男性で60g、成人女性では50gとされています。

出典:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html

 1食あたりのたんぱく質の摂取量の目安は、約20gとされており、この量をとる目安は、肉や魚の場合は、手のひらと同じサイズを目安にできるそうです。

 例えば、お肉であれば、豚肉ロースの場合、とんかつサイズ1枚サイズ(100g)程度で、お魚だったら鮭の切り身の場合、1.5切れ程です。

 「たんぱくおとめ」のたんぱく質の含有量は74%で、大さじ1杯あたり11.1gのタンパク質を摂取することができます。普段の食事に「たんぱくおとめ」を活用することで、効率的にプロテインを摂取する事ができます。ヨーグルトに混ぜて食べるのも美味しかったです。

「たんぱくおとめ」のメリットとデメリット

 「たんぱくおとめ」のメリットとデメリットを筆者の独断で総括します。

メリットデメリット評価
味のラインナップ16種類あり
(2024年2月時点)
好みの味を決めるのに
時間がかかる
美味しい(溶けやすく、
自然な甘さで
すっきり飲みやすい)
やや粉感が気になるとの
口コミもあり
成分栄養バランスが良い
(人工甘味料・グルテンフリー・保存料不使用)
美容成分も含まれており、
男性より女性向き?
価格1袋17食分:3,218円/袋
→1食あたり189円
他の商品と比べて
少し高め

 結論、「たんぱくおとめ」は潰瘍性大腸炎患者にとっても、オススメできるプロテインです。

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