手首の痛みが続いた話

潰瘍性大腸炎

 半年程前に経験した事について、書きます。

 今年の夏頃のことです。ウォーターサーバー詰め替え用の水(8kg程度)を運ぼうとした時、左手首が痛く、力が入りにくい状態であることに気付きました。

 普段は、仕事では、事務職である為、重たい荷物を頻繁に持ち上げたり、運んだりする事もありませんし、プライベートでも、最近は、子供を抱っこする機会もずいぶんと減ったのに、何故だろうというモヤモヤとした気持ちでした。

 歳をとるといろんな事が起きるものだと思い込み、お風呂の中でマッサージしたりして、治るものか様子を見ていました。

 ところが、1ヶ月以上経過しても、左手首の痛みは、消えません。おかしいなと思い、かかりつけ医に相談したところ、整形外科に診てもらった方が良いと言われたので、整形外科の紹介状を書いてもらうことにしました。

 整形外科では、診察前にレントゲンを撮ってもらい、診察してもらいました。触診で手首の関節付近が腫れている事が分かりました。医師によると、筋膜の炎症(腱鞘炎)では無く、関節の炎症であり、潰瘍性大腸炎を原因とした合併症『潰瘍性大腸炎関連性関節症』と診断されました。似たような症状として、関節リウマチがありますが、潰瘍性大腸炎の現在の薬とレミケードによる治療を継続していれば、自然と治るということで、ひとまず、湿布薬を処方されました。

 その後は、結局、湿布薬を使う事は、無く、今では、左手首の痛みは、気にならなくなりました。長くなりましたが、潰瘍性大腸炎が手首の関節炎と関係しているなんてことがあるんだなあと驚いた話でした。

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